RECRUITMENT, TRAINING, and OBSERVERSHIP
採用・研修について
プロフェッショナルを目指す方へ
名戸ヶ谷病院脳神経外科では、チームの中で個性を発揮しながら、トップレベルの医療をともに提供していくスタッフを募集しています。
井上先生からのメッセージ
名戸ヶ谷病院 脳神経外科部長 井上靖章
名戸ヶ谷病院脳神経外科のビジョンは、柏という地域で世界最先端の医療が受けられるようにすること。そのために、スタッフが各自の個性を活かしながら、チームで連携して医療を提供しています。最終的な目標は、柏だけでなく全国、全世界に発信できるトップレベルの医療です。
私自身、脳神経外科医として腕を磨くために、上山博康先生などトップレベルの先生の下で指導を受け、アメリカに渡って手術の技能に磨きをかけてきました。しかし、力を入れているのは臨床だけではありません。私一人で行える手術の数は限られているため、教育にも注力しています。一人でも多くの医師に私の技術を伝えることができれば、各地で優れた手術を行うことができるようになり、救える患者さんの数も増えるでしょう。これまでの経験を踏まえ、脳神経外科領域の手術に必要なスキルやマインドセットをできる限り凝縮して指導していきます。
研究も重要だと考えています。私たちが優れていると考えて臨床で行っている医療も、科学的に検証することが必要になります。論文や学会発表などの学術的な方法で当院の治療を発信し、世界の脳神経外科診療に好影響を与えることも目標の一つです。
名戸ヶ谷病院脳神経外科が求めるのは、以下の2点を満たす人物です。
①必要条件
脳神経外科チームのメンバーとチームワークが取れること。
チームワークは大前提です。お互いを尊重し、助け合えることが絶対条件となります。輪を乱す可能性のある人は、どんなに優秀でも採用しません。
②十分条件
他のメンバーがもっていない能力を活かしてチームに貢献できること。
私たちにできなくてあなたにできることが、必ずあるはずです。あなたの得意なことを活かして、チームに貢献してください。
さまざまな能力をもった人が集まると、個々のメンバーも、チーム全体も、大きく成長していきます。何より私自身も、優秀な後輩たちから学ぶことは非常に多いと感じています。互いに成長しながら、一緒に世界トップレベルの医療に取り組んでいきましょう。
名⼾ヶ⾕病院脳神経外科の
3つの特徴
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カリキュラムはありません
名⼾ヶ⾕病院脳神経外科では、研修プログラムとして決まったカリキュラムは用意していません。人によって能力は違います。1つの技術を習得するために必要な時間も、人それぞれ異なるはずです。画一的なカリキュラムでは対応しきれません。個々の習熟度を見ながら、最適なやり方を話し合って決めていきます。
技術や知識などを教えながら、チームに貢献する方法を一緒に考えていくこと。それが、私たちが提供する教育だと捉えてください。 -
一人ひとりを「タレント」として扱います
スタッフ一人ひとりを、単なる労働力ではなく「タレント」として捉えています。個性を活かし、得意なことで勝負してもらえるような活躍の場を用意しています。
例えば、名⼾ヶ⾕病院脳神経外科では、臨床・教育・研究の3つを柱としていますが、全員が同じようにこの3つ全てに取り組むべきだとは考えていません。私たちと同じビジョンを目指してさえいれば、臨床に特化しても、教育と研究に集中してもいいかもしれません。自分の尖った部分を見つけ、このチームの中で役に立てる「居場所」を探してください。 -
想いを実現させる原動力があります
「何をさせてもらえるんですか?」と聞かれたら、「何でもできますよ」と答えます。「これがやりたい」という想いをぜひもってきてください。私たちのチームに貢献していただける限りは、どんなことでもかまいません。
キャリアパスも多様です。もちろん、名⼾ヶ⾕病院で一緒に地域医療を支えていけたらうれしいですが、それだけが選択肢ではありません。例えば、ここで得た技能や地域医療のノウハウをご自身の地元にもち帰り、地元から地域医療を変えることも可能でしょう。あるいは、将来アメリカをはじめ海外で活躍したいという希望があるなら、それも実現できるように一緒に考えます。
また、手術の腕を磨くために、短期間のトレーニングを受けたいという要望にも応えていきたいと思います。ぜひ技術をもち帰っていただき、所属先で力を発揮してください。